日本人として

僕がロンドンに来たのが西暦2000年。

3ヶ月の旅行のつもりが、12年。

サッカーコーチング習得から、大学までいって、結婚して、会社を立ち上げ、っと結構くねった道だったかもしれないけど、今がある。

取引先に会う為、スコットランドまで行く。 コーチ(バスの事)の日付を間違って購入したり、パスポート持たずに(免許証でOKですってしらなくて、かなりビビったり)飛行場までいったり、なんか日本人の特有の「準備万端」的な人格要素はもうない。

旅に慣れたのかもしれない。 でも、パスポートはまだ空のページが残っている。

イギリス人のように適当になったのか、 でも残念ながらスマートさは全然身に着けてない。

取引先まではなんとか時間通りに行く事が出来た。
「ちゃんと時間通りに来る所は、日本人だね、Takaは」って言われる。 なんかちょっと嬉しい。

実際に会ったのは初めてだった。 でも、20年来の友人のように手厚く接してくれた。

イギリスの田舎ってこういう人が多いよなって思った。 でも、日本だって田舎は良い人が多い。

食事をし、ちょっとしたビジネスの話をし、これから宜しくねっと言われる。

宜しくされるのは僕の方なのに。

そう思った瞬間、僕は頭を下げた。 「Thank you」っと。

12年前に来た時は、日本人のビジネスマンをロンドンで見て、「頭を下げる所は、ロンドンでも東京でも、福岡でも一緒だな」って馬鹿にしてた。 「自分はあんなにはならない」って。

12年後の僕は、イギリス人に頭を下げてた。 ありがとうって。

 

 

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